悩み事をとりあえず後回しにする
これは脳の最適制御を維持するための合理的な戦略です。
悩み事にとらわれすぎると認知的不安定性が急上昇してしまいます。
後回しにすることは、不安定性を閾値以下に抑え、精神的な立ち往生を防ぐ効果があるのです。
人は悩みでパニックになり、それが原因で誤った決断をすると、
将来にわたる累積コストが莫大なものになってしまいます。
後回しにすることで、脳はより安定した将来の軌道を再計算する時間を稼ぐことができるのです。
また、悩み事に直面しているとき、人はわずかな外部刺激で
非常識な行動や機能不全を起こしやすくなります。
そこで、後回しという意図的な介入で、冷静な判断ができる安定平衡の状態を維持できるのです。
悩み事をとりあえず後回しにする。これは単なる「逃げ」ではありません。
評価関数の急激な増大を抑え、破綻を防ぐための高度な自己制御です。
余裕があれば、そのまま抽象度をグーンと上げてみてください。
悩みを個人の問題からより高い視点で捉えなおすと、
そもそもそれが悩みでなくなる「抽象共有TCZ」への収束も期待できますよ。

